2026-06-29
不具合品(RMA)返送時の注意事項
不具合品(RMA)返送時の注意事項
お客様から返送された製品が安全に到着し、星博電子(Sinpro)にて最も迅速に修理・解析対応を行えるよう、物流手配の前に、スイッチング電源(Switching Power Supply)の梱包、防護および発送に関する以下の規定を必ずご確認いただき、ご協力をお願い申し上げます。
Q: 修理や検収(解析)のために製品を返送する際、梱包や発送における注意事項はありますか?
Ans: 技術チームによる診断プロセスを最適化し、輸送中の破損を防ぐため、以下の発送・梱包ガイドラインを厳守してください。
- RMA番号の取得と明記: 発送手配の前に、必ず弊社の担当営業までご連絡いただき、公式のRMA番号(Return Material Authorization Number)を取得してください。また、そのRMA番号を送状(送り状)の近くなど、外箱の分かりやすい場所に明記してください。事前の承認がない荷物や、外箱に番号の記載がない場合は、受取を拒否し返送させていただく場合がございます。
- 電源ユニット本体のみの返送: 診断・解析効率を向上させるため、発送はスイッチング電源(SPS)本体のみとしてください。技術チームから個別に指示がない限り、システム負荷装置(System Load)、外部配線(ケーブル類)、筐体、または周辺機器などを同梱しないでください。
- 適切な保護梱包の実施: 工場出荷時の梱包材、または同等の緩衝効果を持つ防振・緩衝梱包材を使用してください。以下の比較図を参考に、安全な梱包構造を確保してください。
- 不適切な梱包(避けるべき例): 無造作な積み重ね、緩衝材なし(No cushioning)、個別の仕切り板なし(No dividers)。輸送中の衝撃や衝突により、精密な電源モジュール内部の部品が脱落したり、二次破損の原因となります。
- 適切な梱包(厳守事項): 整然とした安全な配置(Organized Array)を行い、専用の仕切り板(Dedicated Dividers)を使用して製品同士を個別に隔離(Individual isolation)し、各電源モジュールが完全に固定・保護されていることを確認してください。
▲ 図1:製品の安全な梱包方法(適切・不適切な梱包例の比較)
Q: 返送する不具合品の送料や修理費用はどのように計算されますか?保証規定はどのように適用されますか?
Ans: 物流費用および修理費用の負担権限は、製品の保証ステータス(Warranty Status)に基づいて判定されます。
- 保証期間内の修理 (In-Warranty Repairs): 不具合品を星博の工場へ返送する際の送料は、お客様にて元払い(Prepay)としてご負担ください。製品到着後、弊社技術チームにて製造上の瑕疵、または標準保証契約の範囲内における故障と判定された場合、修理完了品をお客様へ返送する際の送料は星博が全額負担いたします。
- 保証期間外の修理 (Non-Warranty / Out-of-Warranty Repairs): 保証期間を経過した製品、またはお客様の誤使用や環境要因に起因する破損の場合、往復のすべての物流費用(返送および修理完了後の発送送料)はお客様のご負担となります。製品到着後、まず弊社にて点検・解析を行い、修理作業を開始する前にお客様へ技術検査レポートおよび見積書(Cost Estimate)を発行いたします。お客様のご承認をいただいた後、修理対応を進めさせていただきます。